2歳児を連れての旅行、特に「素敵なホテル」選びって本当に悩みますよね。「うちの子が騒いだらどうしよう…」「せっかく高いお金を払うのに、親は全然休めないんじゃないか…」なんて、不安に感じませんか?
僕も最初は同じでした。でも、徹底的にリサーチして見つけた「ある戦略」を使えば、親子ともに心から満足できる休日が過ごせることが分かったんです。
この記事では、2歳の娘を持つ僕「攻略パパ」が、軽井沢マリオットホテルを徹底研究した結果わかった、家族旅行を最高にするための究極のやることリストを、僕自身の体験談を交えながら詳しく解説します!


忙しいパパママへ!軽井沢マリオットは結局「泊まるべき?」
いきなり結論から言いますね。答えは「YES、ただし明確な戦略が必要です!」です。
このホテルは、ホテルの中だけで遊びが完結するリゾートとは少し違います。その本当の価値は、完璧に設計されたプライベートな「聖域」として、そして軽井沢という子供の楽園を遊びつくすための「戦略的ベースキャンプ」として機能する点にあるんです。
「それってどういうこと?」と思いますよね。大丈夫です、この記事を読めばすべて分かります。まずは、僕がパパ目線で付けた評価をご覧ください。
攻略パパ目線!2歳児連れ評価スコアカード
特徴 | 子供の満足度 (★5満点) | 親の休息度 (★5満点) |
---|---|---|
ノースウイング温泉ビューバス付客室 | ★★★★★ | ★★★★★ |
食事(朝食) | ★★★★☆ | ★★★☆☆ |
ホテルスタッフとサービス | ★★★★★ | ★★★★★ |
館内施設 | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ |
立地と周辺アクティビティ | ★★★★★ | ★★★★★ |
※客室の「ゾーニング」が完璧だったため、親の休息度は星5です!
客室と立地、そしてスタッフの対応が最高評価なのが分かりますよね。この強みを最大限に活かすのが、これから説明する戦略なんです。
成功の鍵は「聖域としてのベースキャンプ」戦略
このホテルの価値を理解する上で、最も重要な考え方が「聖域としてのベースキャンプ」です。
どういうことかと言うと、
- 日中:ホテルの外にある最高の公園や遊び場で、子供のエネルギーを思いっきり発散させる!
- 夕方以降:ホテルという「聖域」に戻り、親子ともに心と体を回復させることに集中する!
ホテルは「子供を楽しませる場所」を周辺のプロ施設にアウトソースして、自身は「親を回復させる」という最も重要な役割に特化しているんです。この視点を持つと、「ホテルの中に遊ぶ場所が少ない」という一見デメリットに見える点が、実は戦略的な強みなんだと理解できます。
この戦略の核となるのが、完璧な「聖域」である客室です。
客室選びの最適解は?ノースウイング vs メインウイング
軽井沢マリオットでの滞在を成功させる最重要ポイント、それは客室選びです。「聖域としてのベースキャンプ」戦略を最高レベルで実現するため、僕が「これ以上ない最適解」だと感じたのが、ノースウイングの「温泉ビューバス付プレミアルーム」でした。その理由と、他の選択肢について詳しく解説します。
なぜノースウイングが「最高の選択肢」なのか
2歳児連れの家族が求める「子供の安全性」と「親の休息」。この2つを最高レベルで両立させてくれるのが、2017年に新設されたノースウイングの客室です。僕が感動したポイントは3つあります。

1. 「靴脱ぎ」スタイルがもたらす絶大な安心感
この客室の最高の機能、それは「靴を脱いで過ごす」スタイルであることです。これ、本当に感動しました!ホテルのカーペットって、衛生的にちょっと気になりませんか?でもこの部屋なら、ドアを開けた瞬間から部屋全体が清潔で安全な巨大なプレイルームに変わります。
我が家でも、娘は畳スペースを大はしゃぎでゴロゴロ。親としては「そこは汚いからダメ!」と監視し続けるストレスから解放されて、精神的にものすごく楽でした。
2. 親の至福の時間!プライベート温泉ビューバス
まだオムツが外れていない2歳児だと、大浴場に入れないことも多いですよね。でも、部屋にプライベートな温泉ビューバスがあれば、その悩みは一瞬で解決します。娘が寝静まった後、妻と交代で、誰にも気兼ねなく窓の外の景色を眺めながら温泉に入った時間…あれはまさに至福のひとときでした。

特に寒い季節は、外気に触れることなく暖かい室内で体を洗ってそのまま温泉に入れるので、子供が湯冷めする心配もなく、最高のメリットだと感じました。
3. 夫婦の時間を取り戻す「ゾーニング」の魔法
この客室が素晴らしい最大の理由は、「ゾーニング」という魔法にあります。物理的な扉などの「仕切り」はないのですが、靴を脱いで上がる畳のあるリビングスペースと、ベッドルームがはっきりと分かれており、感覚的には「二間ある」ような作りになっています。
この絶妙な空間設計のおかげで、子供をベッドルームで寝かしつけた後、リビングスペースで買ってきたビールやおつまみを楽しみながら、会話をするといった「当たり前の時間」を取り戻せるんです!これこそが、この部屋がくれる最高のプレゼントであり、親の精神的な回復に不可欠な要素です。
もう一つの選択肢:メインウイングの和室はどう?
「でも、ノースウイングは少し予算が…」と感じる方もいらっしゃると思います。もちろん、他の選択肢もあります。その代表が、レストランなどへのアクセスが良いメインウイングの和室です。
では、ノースウイングと何が違うのでしょうか?
- メインウイング和室のメリット:
- 畳なので、子供が転んでも安心。
- レストランや大浴場へのアクセスが良い。
- ノースウイングに比べて、料金が抑えられる場合がある。
- メインウイング和室の注意点:
- 部屋に温泉がないため、大浴場を利用する必要がある。(オムツが外れていない子は利用が難しい)
- リビングと寝室の空間が分かれていないため、子供が寝た後は部屋を暗くして静かに過ごす必要がある。
結論として、「親の休息」という点を最優先し、「聖域としてのベースキャンプ」戦略の効果を最大化したいなら、やはりノースウイングの温泉付き客室が最高の選択肢です。しかし、アクセスの良さや予算を重視し、「夜は家族みんなで早く寝る」というスタイルのご家庭であれば、メインウイングの和室も十分に価値のある選択肢と言えるでしょう。
荷物を減らす!アメニティと貸出備品リスト
子連れ旅行は荷物が多くなりがちですが、このホテルは豊富な貸出品でパパママを助けてくれます。
- 借りられる物:ベッドガード、ベビーバス、加湿器、空気清浄機、哺乳瓶消毒キットなど
- 注意が必要な物:子供用パジャマ(浴衣タイプで2歳児には大きい可能性)

我が家でもベッドガードをリクエストしましたが、しっかりしたものを付けてもらえて安心して眠れました。かさばる備品はホテルにお願いして、パジャマなど子供の肌に直接触れるものは、普段から着慣れたものを持参するのがおすすめです。

食事はどうする?朝食ビュッフェと夕食の攻略法
旅行の楽しみでもある食事。でも、イヤイヤ期の2歳児と一緒だと戦場になることも…(笑)。ここでは食事の攻略法をお伝えします。
朝食ビュッフェは子供の楽園!でも…
ホテル1階のレストラン「Grill & Dining G」の朝食ビュッフェは、子供が喜ぶメニューが満載です。パンケーキ、フルーツ、ヨーグルトなど、娘も大喜びでした。子供用の椅子や食器も完備されていて、スタッフの方も子供の対応に慣れているので安心です。
ただし、唯一の注意点は「混雑」です。
ピークタイムに行くと、料理を取るのも一苦労で、周りに気を遣いながら急いで食べることになりがち。これでは、せっかくの食事がストレスの時間になってしまいます。
攻略法はただ一つ、「オープンと同時に行くこと」です。空いている時間にのんびり食事をするだけで、一日の始まりが驚くほど穏やかになりますよ!
夕食は「テイクアウト or ルームサービス」でゆったりと
一日中遊んで疲れた子供を連れて、夜のレストランに行くのはなかなかのハードモードですよね。我が家は2泊したため、1日目の夕食はテイクアウトして、部屋でゆっくり食べることにしました。(2日目はラ・ルーチェというイタリアンレストランへ行きました。)
ホテル館内での過ごし方【期待値コントロールが重要】
客室の外、ホテルの共用施設はどうでしょうか。ここは、少し現実的な視点でご紹介します。
ロビーのキッズスペースは「つなぎ」で活用
ロビーには小さなキッズスペースと絵本があります。ですが、ここで長時間遊ばせるのは少し難しいかもしれません。
このスペースの正しい使い方は「戦略的な15分間の足止め」です。例えば、チェックインの手続き中や、車に荷物を運ぶ間など、ちょっとだけ子供の注意を引いておきたい時に大活躍します。あくまで「つなぎ」と考えるのが正解です。(我が家は利用しませんでした)
知っておきたいエグゼクティブラウンジのルール
マリオットの上級会員の方が楽しみにしているエグゼクティブラウンジですが、軽井沢マリオットには専用ラウンジはありません。その代わりレストラン内に併設のラウンジがあります。ただし、残念ながら子供の利用には時間制限があります。特にカクテルタイムは利用できないので、これは事前に知っておくべき重要なポイントです。

最高の資産は「スタッフの神対応」
ハード面について色々話してきましたが、このホテルが持つ最高の資産は、間違いなくスタッフの方々のホスピタリティです。
チェックインの時から子供の名前を呼んで笑顔で話しかけてくれたり、レストランで飲み物をこぼした時も嫌な顔一つせず対応してくれたり。ある体験談では、妊娠中の奥様にさっとノンカフェインの飲み物を提案してくれた、なんて話も。
予期せぬトラブルが起きがちな子連れ旅行において、親身になってくれるスタッフの存在は、何物にも代えがたい安心材料です。
これぞ軽井沢の真骨頂!周辺の遊び場ポートフォリオ
さあ、このホテルの真価を発揮する「ベースキャンプ」の外、つまり周辺エリアの紹介です。軽井沢の立地は、2歳児連れにとってまさに最強でした。
イヤイヤ期に勝つ「選択肢の多さ」
2歳児との旅行は、計画通りに進まないのが当たり前。「せっかく計画したのに、子供の機嫌が悪くて台無し…」なんてことを避ける鍵は、「選択肢のポートフォリオ」を持つことです。
軽井沢エリアには、大規模な公園、雨でもOKな屋内施設、おもちゃのテーマパーク、散歩道が、車で少し移動するだけですべて揃っています。プランAがダメでも、すぐに低ストレスなプランB、C、Dに切り替えられる。この柔軟性が、親の心をどれだけ軽くしてくれるか分かりません。
目的別!2歳児が絶対喜ぶおすすめスポット
- エネルギーを大発散させたいなら
- 軽井沢・プリンスショッピングプラザ:広大な芝生の屋外パークと、雨でも安心の屋内施設「あそびパーク」の二刀流が最強です。
- 軽井沢おもちゃ王国:まさに幼児の天国。冷暖房完備の室内パビリオンが充実しているので、天候を気にせず一日中遊べます。ここは絶対に試すべきです!
- ベビーカーでのんびり散歩したいなら
- ハルニレテラス:オシャレな雰囲気のなか、川のせせらぎを聞きながらウッドデッキを散策できます。ジェラート休憩が最高!
- 塩沢湖・軽井沢タリアセン:美しい湖畔をのんびり散策。ボート遊びも楽しめます。
正直なメリット・デメリット総まとめ
最後に、これまでの分析を正直にまとめます。
メリット:今すぐ予約すべき理由
- ✅ 最高の客室構造:「靴脱ぎ」スタイルと「ゾーニング」が子連れに完璧。
- ✅ 親の休息の実現:子供が寝た後も、気兼ねなく夫婦の時間を楽しめる。
- ✅ 部屋で温泉満喫:プライベート温泉で、いつでも気兼ねなくリラックスできる。
- ✅ 最高のサービス:スタッフの対応が素晴らしく、心から安心できる。
- ✅ 最強の立地:周辺の遊び場の選択肢が豊富で、計画倒れの心配がない。
デメリット:覚悟しておくべきこと
- ❌ 限定的な館内施設:遊びはホテルの外がメインと割り切る必要あり。
- ❌ ラウンジの制約:上級会員でも子供のラウンジ利用には制限がある。
- ❌ 車はほぼ必須:周辺エリアを満喫するには車があった方が断然便利。
- ❌ 朝食の混雑:穏やかな朝食には早起きが必須。
【実録】2泊3日軽井沢攻略プラン
軽井沢マリオットホテルは中軽井沢にあり、各エリアへもアクセスしやすいのが魅力です。我が家はここに2泊して、ご紹介するプランを余裕を持って楽しみました。ホテル滞在をさらに満喫するための、実際の過ごし方です。
【1日目】ホテルを満喫!チェックイン後は温泉とラウンジでリラックス
初日は移動の疲れもあるので、無理せずホテルでの時間を満喫するのがおすすめです。チェックイン後、まずはお部屋という名の「聖域」で娘を遊ばせ、親は荷ほどきを。その後は、部屋の温泉に早速入ったり、子どもOKの時間帯を狙ってラウンジを訪れたりして、ゆったりと過ごしました。
夕食は、レポートで紹介した軽井沢・プリンスショッピングプラザのフードコートなどでテイクアウトを済ませ、お部屋でゆっくり食べるのが気楽で良いですよ。そして娘が寝た後は、お待ちかねの夫婦水入らずの温泉タイムです!
【2日目】レンタサイクルで旧軽井沢を冒険&絶品グルメ巡り
二日目はアクティブに動きます!ホテルから車で軽井沢駅前まで移動し、駅隣の駐車場に車を停めて、「白ネコサイクル」で子ども乗せ電動自転車をレンタル。旧軽井沢エリアを効率よく巡ります。
「雲場池」や「軽井沢聖パウロカトリック教会」、「室生犀星記念館」などを巡り、疲れたら「Cafe涼の音」で一休み。おやつの時間には「Bon Okawa 軽井沢チョコレートファクトリー」で絶品ソフトクリームをいただき、お土産もゲットします。
そして夜は、子連れに優しい座敷席があるイタリアン「La Luce」へ。美味しい地元野菜の料理とピザに舌鼓を打ち、大満足でホテルへ戻りました。
【3日目】朝風呂でリフレッシュして、のんびりチェックアウト
最終日は、慌てずにゆっくりと過ごします。朝食後、もう一度部屋の温泉へ。軽井沢の静かな朝の空気を感じながら入る朝風呂は、旅の疲れを癒してくれる格別の時間でした。
その後はのんびりと荷造りをし、チェックアウト。満足した娘は、帰りの車ではぐっすりでした。

まとめ
軽井沢マリオットホテルについて、僕なりの視点で徹底解説してきましたが、いかがでしたでしょうか?
最後に、この記事の要点をまとめます。
- 結論:軽井沢マリオットは「聖域としてのベースキャンプ」戦略で最高の体験ができる。
- 客室:「親の休息」を最優先するならノースウイングの温泉付き客室が最適。絶妙なゾーニングで大人時間も楽しめる。
- 食事:朝食は早朝に、夕食はテイクアウトなどを活用して部屋でゆっくりがおすすめ。
- 遊び:ホテルの中ではなく、周辺の豊富な施設(旧軽井沢エリア・おもちゃ王国など)でエネルギーを発散させる。
- 鍵:スタッフの素晴らしい対応と、軽井沢という立地の良さが旅の満足度を最大化する。
2歳児との旅行は大変なことも多いですが、正しい場所と戦略を選べば、親にとっても忘れられない素晴らしい時間になります。
この記事が、あなたの家族旅行の計画の助けになれば、攻略パパとしてこれ以上嬉しいことはありません。
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