
2025年大阪・関西万博。「行ってみたいけど、会場までのアクセスが大変そう…」「特に小さい子どもを連れて車で行くなんて、駐車場の混雑や渋滞を考えると無理かな?」なんて悩んでいませんか?僕も2歳の娘を持つ親として、その気持ち、本当によく分かります。
この記事は、そんな風に思っているあなたのために書きました。
こんにちは!大阪在住の攻略パパです。実際に家族と万博へ行ってきた僕が、「万博のパーク&ライドは、ネットの噂とは全く違って、驚くほど便利だった!」というリアルな体験をお伝えします。
開幕当初は「高くて不便」という評判もありましたが、運営の改善によって、今のパーク&ライドは特に夕方から楽しみたい僕たちのような子連れ家族にとって、最高の選択肢になっているんです。
この記事を読めば、予約方法から当日の動き、そして意外と語られない「帰り」の様子まで、あなたが抱える全ての疑問や不安が解消され、「これなら自分も安心して利用できる!」と確信できるはずです。
そもそも「パーク&ライド」って何?
まず基本から。万博会場へは、一般の車で直接入ることはできません。そこで、会場の少し離れた場所にある巨大な公式駐車場に車を停め(Park)、そこから専用のシャトルバスに乗って(Ride)会場へ向かう。これが「パーク&ライド」システムです。ベビーカーや大量の荷物があっても、車なら安心ですからね。
僕が実際に利用したのは、舞洲(まいしま)にある駐車場。会場までシャトルバスで約15分という、最も近い駐車場の一つです。
【最新情報】一部駐車場の予約受付停止について
2025年5月24日以降、利用状況を踏まえ、「舞洲E」と「堺A」(EV駐車枠を除く)の駐車場は、当面の間、新規の予約受付を停止しています。僕が利用した「舞洲A」や「尼崎」「堺B」は引き続き利用可能ですので、予約の際はご注意ください。また、舞洲P&R駐車場には、障がい者手帳をお持ちの方などが利用できる駐車枠も開設されています。
【STEP1:予約編】夕方がお得!タイムズのBでの当日予約が狙い目
僕がパーク&ライドを選んだ最大の理由は、料金と時間の両方でメリットがあると分析したからです。
今回、我が家は2歳の娘の体力を考えて、夕方から入場する計画でした。そこで見つけたのが、駐車場予約サービス「タイムズのB」を通じた当日予約です。なんと、15時以降の入場なら、駐車料金が半額になるという大きな割引があったのです!これはリサーチ好きの僕にとって、見逃せない情報でした。
我が家の予約プロセス
- 利用前日: 「タイムズのB」のサイトで万博の駐車場をチェック。
- 状況: 当日の朝の段階で、15時台はすでに満車でした。これは、パーク&ライド利用者専用の「西ゲート」が、通常の夕方券(16時から入場)よりも早く入場できるため、人気が集中したのだと分析しています。
- 予約実行: 迷わず16:00の枠を予約。前日でもスムーズに予約完了できました。
予約・支払いの重要ポイント
- 【重要】高速道路の割引は適用されません
僕が利用した「タイムズのB」での当日予約(15時以降の半額割引含む)の場合、公式サイトでの事前予約者限定の「高速道路料金の割引」は適用対象外となります。コストを最優先に考える方は、この点を考慮して、事前予約か当日予約かを選ぶようにしてくださいね。 - 支払い方法の注意点
「タイムズのB」を利用する際は、タイムズクラブへの会員登録(無料)と、支払い用のクレジットカードまたはApple Payが必要です。特にクレジットカードは本人認証サービス(3Dセキュア2.0)に対応しているものが必須となるので、事前に確認しておくと安心です。 - 当日予約のリスク
当日予約は、前日までの予約で埋まらなかった場合に空き枠が提供される仕組みです。そのため、休日や繁忙期には、そもそも当日枠がなく予約できないリスクもあるので注意しましょう。
【裏ワザQ&A】すでに事前予約済みでも、半額割引に切り替えられる?
「しまった!もう通常料金で事前予約してしまった…」という方もご安心ください。公式に、割引料金に切り替える方法が案内されています。
- 利用日の前日23時59分までに、公式サイトの予約システムで現在の予約をキャンセルします。公式ルールにより、前日までのキャンセルであれば料金は全額返金されます。
- 利用日当日の0時頃から、「タイムズのB」で希望の時間帯(15時以降)の空き枠があれば、改めて予約手続きを行います。
【重要】ただし、この方法には「当日、希望の時間の枠が空いている保証はない」というリスクが伴います。確実に駐車場を確保したい場合は、事前予約のままにしておくのが安全です。

【STEP2:当日・駐車場まで編】混雑ゼロ!ストレスフリーな到着
当日は、自宅から舞洲の駐車場へ。カーナビに住所をセットし、向かいましたが、道中の混雑は全くなく、非常にスムーズに到着できました。娘が車の中でぐずることもなく、幸先の良いスタートです。
駐車場の入口では、予約画面(QRコード)を係員の方に見せるだけ。すぐにゲートが開き、広大な駐車場へと案内されます。場内には多数の警備員や誘導員の方が立っていて、「あちらへどうぞ!」と笑顔で誘導してくれたのが印象的でした。
【STEP3:シャトルバス編】並ばずに乗車!快適なバス移動と優先入場
車を停めてシャトルバス乗り場へ。ここでも待ち時間はゼロ。バスは数分間隔で次々とやってきて、すぐに乗車できました。ぐずりやすい娘を連れて、待ち時間ゼロというのは本当にありがたかったです。乗車時間は舞洲からなら15分ほど。この移動中に、帰りのバスをLINEから予約しました。
バスを降りてから入場ゲートまでも、全く並ぶことはありませんでした。結局、駐車場に到着してからわずか20分後の16:20には、万博会場の中に入ることができました。
【最重要】P&R利用者の特権「優先入場レーン」とは?💡
僕たちが待ち時間ゼロでスムーズに入場できたのには、明確な理由があります。P&R駐車場からのシャトルバス利用者は、会場の西ゲートに設けられた「P&R優先入場レーン」を利用できるのです。これは本当に大きなメリットです!最も混雑する時間帯を避けられる、まさに「裏ワザ」と言えるでしょう。この特典を受けるには、レーンに並ぶ際にシャトルバスの乗車券を見せる必要があります。
【STEP4:帰り編】夜のバスもスムーズ!運転手さんの神対応
楽しい時間はあっという間に過ぎ、閉場後の帰り道。ここが子連れにとって一番心配なポイントですよね。
私たちは閉場間際の21時30分のバスを予約していました。さすがに帰りは少し列ができていましたが、バスの運行頻度が高いため、実際に待ったのは10分ほど。予約の有無で列が分かれており、予約なしの列も進んではいましたが、やはり長めでした。帰りのバスも早めに予約しておくことを強くお勧めします。
バスの中は混雑していましたが、ここで感動したのが運転手さんの対応。ベビーカーを畳んで乗車しようとした僕たちに、「そのままで大丈夫ですよ!ここにしっかり固定しますね」と声をかけ、スムーズに乗降できるようサポートしてくれました。子連れだと、こういうちょっとした配慮が本当に心に沁みるんですよね。
結局、22時過ぎには駐車場を出発でき、最後までストレスなく帰路につくことができました。
攻略パパが分析!パーク&ライドのメリット・デメリット
👍 メリット
- 快適性が圧倒的に高い: 電車の乗り換えや人混みは2歳の娘にはかなりのストレス。その心配なく会場近くまで行けるのは、子連れにとって絶大なメリットです。
- 時間の節約になる: 空いている西ゲートから優先入場できるため、入場待ちの行列を回避できます。この時間的アドバンテージは大きいです。
- 意外と高くない料金: 我が家のような3〜4人家族で利用した場合、繁忙期の料金(6,500円)でも一人当たり約1,600〜2,200円。往復の電車代と、子どもがぐずるストレスを天秤にかけると、この差額で「快適さ」と「時間」が買えるなら、決して高くないと僕は判断しました。特に15時以降の半額割引を使えば、コストパフォーマンスは最強です。
👎 デメリット
- 高速道路の割引は適用外: 僕が利用した「タイムズのB」での当日予約の場合、事前予約者限定の高速道路料金割引は適用されません。
- 予約の手間: 事前に予約サイトへの登録が必要です。
まとめ:パーク&ライドは、こんな人には絶対おすすめ!
僕の体験と分析を総合すると、万博のパーク&ライドは以下のような方に、自信を持っておすすめできます。
- 小さな子ども連れの家族、高齢者と一緒のグループ
乗り換えなし、着席移動の快適さは、何物にも代えがたい価値があります。 - 夕方からゆっくり万博を楽しみたい方
15時以降の半額割引を利用すれば、コストを大幅に抑えられます。 - 人混みや行列が苦手な方
西ゲートからのスムーズな入場は、体力的・精神的な消耗を大きく減らしてくれます。
「高い」「不便」という開幕当初のイメージだけで判断せず、ぜひこの快適なアクセス方法を検討してみてください。この記事が、あなたの家族の万博計画の助けになれば、僕も嬉しいです!
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