「2025年10月から、ふるさと納税のポイント付与が禁止になるらしい…」
そんなニュースを聞いて、「え、じゃあもうお得じゃなくなるの?」「今までみたいに楽天で寄付しても意味ないの?」と不安に感じていませんか?
僕も2歳の娘を育てる父として、ふるさと納税は家計を助ける大切な制度。特に楽天ふるさと納税のお買い物マラソンをフル活用していたので、このニュースを聞いたときは正直、頭が真っ白になりました。
「最大の楽しみだったポイントがなくなるなんて、これはもう”改悪”だ…」と。
でも、安心してください。リサーチ好きの僕、攻略パパが今回のルール変更の公式情報や専門家のレポートを徹底的に読み解いた結果、絶望する必要は全くないことが分かりました。むしろ、正しい知識さえあれば、これまで以上に賢く、そして納得感を持ってふるさと納税を楽しめるチャンスなんです!
まずは、何がどう変わるのか、基本をしっかり押さえましょう。
【変わること】ポータルサイトのポイントが全滅します
今回のルール変更で、最も大きな影響があるのがこれです。2025年10月1日以降、以下のポイントがすべて付与されなくなります。
- 楽天ふるさと納税の「楽天ポイント」
- ふるなびの「ふるなびコイン」
- お買い物マラソンやスーパーSALEなど、キャンペーンによるポイント
- モッピーやハピタスなど、ポイントサイト経由で得られるポイント
つまり、これまで僕たちが「お得の指標」として最も頼りにしてきた、「ポイント還元率〇%!」という分かりやすい基準が、きれいさっぱり消えてしまうのです。
【変わらないこと】唯一の希望!クレジットカードのポイント
では、すべてがお得でなくなるのかというと、そんなことはありません。ここに、今回の攻略法における最大の光明があります。
それは、クレジットカード会社が独自に付与するポイントは、今回の規制の対象外だということ。
例えば、あなたが楽天カードで決済したときに付与される1%分の楽天ポイントは、これまで通りしっかりともらえます。これはポータルサイトからもらうポイントではなく、カード会社からもらうポイントだからです。
これ、めちゃくちゃ重要なのでもう一度言いますね。
価値の源泉が「ポータルサイト」から「決済手段(クレジットカード)」へ完全に移る。これが、新しいふるさと納税の時代の幕開けなんです!
新時代の「3つの神器」!これからのふるさと納税攻略法
ポイントという絶対的な物差しがなくなった今、僕たちはいったい何を基準に選べばいいのでしょうか?
僕が分析した結果、これからのふるさと納税を攻略するには、3つの重要な「神器」を使いこなす必要があるという結論に至りました。
- ポータルサイト選びの新常識
- 最強の決済方法(クレジットカード)
- 返礼品の「実質還元率」
一つずつ、詳しく解説していきますね!
神器その1:ポータルサイトは「使いやすさ」で選ぶ時代へ
これまでは「どこが一番ポイントをもらえるか」でポータルサイトを選んでいたと思いますが、その基準がなくなります。では、新しい基準は何か?それは、「UI/UX(使いやすさ)」と「独自性」です。
具体的には、以下のような視点でサイトを評価するのがおすすめです。
- 検索機能は充実しているか?(希望の返礼品がすぐに見つかるか)
- そのサイトにしかない「限定返礼品」はあるか?
- スマホアプリは使いやすいか?
- 信頼できるサポート体制はあるか?
各サイトも、これからはポイントに頼らず「サービスそのものの魅力」で勝負してくるはずです。
- 楽天ふるさと納税:楽天市場で培った圧倒的な使いやすさと、楽天トラベルなど他のサービスと連携した限定プランで勝負してくる可能性があります。楽天経済圏の住人である我が家としては、やはり最有力候補です。
- さとふる:初心者にも分かりやすいサイト設計と、PayPayとの連携キャンペーンが強みになりそうです。手軽さを重視するなら、とても良い選択肢ですね。
- ふるなび:元々強かった家電や旅行系の返礼品にさらに特化して、専門性を高めてくるかもしれません。
- ふるさとチョイス:掲載自治体数No.1の強みを活かし、災害支援やプロジェクト型など、「応援」という側面に共感する人にとっての受け皿となりそうです。
これからは、「ポイントが高いから」ではなく、「自分にとって一番使いやすいから」「ここにしかない返礼品があるから」という理由で、メインのポータルサイトを選ぶ時代になります。
神器その2:最強の決済方法(クレジットカード)はこれだ!
先ほどもお伝えした通り、これからのふるさと納税で唯一、直接的なパーセンテージでの還元を受けられるのがクレジットカードです。
つまり、「どのカードで支払うか」が、お得度を左右する最大の要素になります。
数あるカードの中で、僕が特に注目している「ふるさと納税に最適なカード」をいくつかご紹介します。
【最有力候補】リクルートカード
これはもう、正直言ってルール違反級の強さです。年会費が永年無料なのに、基本のポイント還元率がいつでも1.2%もあります。特別なキャンペーンなどを気にする必要なく、常に高い還元率を維持できるので、「とにかくシンプルに一番お得な方法を選びたい」という全ての人におすすめできます。
【楽天経済圏の住民向け】楽天カード/楽天プレミアムカード
カード自体の基本還元率1%は健在です。今後、楽天が「楽天ふるさと納税で楽天カードを使うと、カード会社側の特典としてポイントアップ!」のようなキャンペーンを打ってくる可能性は十分に考えられます。僕のように楽天のサービスを普段からよく使う人にとっては、引き続き有力な選択肢です。
【Yahoo!ユーザー向け】PayPayカード
Yahoo!ショッピングふるさと納税で寄付をするなら、PayPayカードは欠かせません。特定のキャンペーンと組み合わせることで、高い還元率を狙えます。
ご自身のライフスタイルに合わせて、最も還元率が高くなる一枚を選んでみてください。
神器その3:返礼品は「実質還元率」で選ぶべし!
最後の神器は、返礼品そのものの価値を見極める「目」です。その指標となるのが「実質還元率」という考え方です。
計算は簡単です。
実質還元率(%) = 返礼品の市場価格 ÷ 寄付金額 × 100
例えば、10,000円の寄付でもらえるお肉が、スーパーでは5,000円で売られている場合、その実質還元率は50%となります。この数字が高ければ高いほど、「お得な返礼品」だと言えます。
では、どんなジャンルの還元率が高いのでしょうか?僕がリサーチした結果、驚きの事実が分かりました。
- 【トップティア(還元率50%超も)】
お肉、お魚、お米、野菜など、日々の食卓に欠かせない「生活必需品」が圧倒的に高い還元率を誇ります。これは家計を直接助けてくれるので、本当にありがたいですよね! - 【ミドルティア(還元率35~45%)】
フルーツやお菓子、飲料など。こちらもお得ですが、季節やブランドによる変動が大きいです。 - 【ローティア(還元率35%未満)】
家電、腕時計、旅行券など。残念ながらこれらの還元率はかなり低めに設定されていることが多いです。ポイントがあった時代はそれでもお得でしたが、これからは慎重に選ぶ必要があります。
僕のおすすめは、寄付上限額の大部分をお肉やお米といった高還元率の「生活必需品」で固めて家計の支出を確実に減らし、残った枠でちょっと贅沢なフルーツや地ビールなど、「満足度」の高い返礼品を選ぶという戦略です。これなら、「お得感」と「幸福感」の両方を最大化できますよ!
【タイプ別】あなたにピッタリの「やることリスト」はこれ!
「基本的な考えは分かったけど、結局自分はどうすればいいの?」と思いますよね。そこで、3つのタイプ別に、具体的な「やることリスト」を作成しました!
タイプ1:「楽天ポイントが大好き!」な楽天経済圏の住人さん
- どこで:楽天ふるさと納税に集中!
- 何を使って:楽天プレミアムカードで決済。
- どのように:使い慣れたサイトで、レビュー評価の高い返礼品を選ぶ。楽天カード側独自のキャンペーンが始まらないか、アンテナを張っておきましょう。
タイプ2:「とにかく手間をかけたくない!」効率重視さん
- どこで:さとふるなど、UIが分かりやすいサイトに固定。
- 何を使って:リクルートカード(還元率1.2%)。一度設定すれば、あとは何もしなくても高還元!
- どのように:サイトの検索機能をフル活用し、お米やお肉の「定期便」を選ぶのがおすすめ。一度の寄付で何度も届けてくれるので、選ぶ手間が省けます。
タイプ3:「1円でもお得に!」な最大化主義者さん
- どこで:サイトにこだわらず、ふるさと納税ガイドのような比較サイトで、返礼品ごとに最もお得なサイトを探す。
- 何を使って:カードを使い分ける!基本はリクルートカードにしつつ、キャンペーンに応じてPayPayカードなども活用。
- どのように:手間を惜しまず、常に最高の還元率を追い求める。各サイトの限定返礼品を「つまみ食い」する上級者向けのスタイルです。
まとめ:新時代のふるさと納税は、もっと賢く、もっと楽しくなる!
最後に、今日の要点をもう一度おさらいします。
- 2025年10月からポータルサイトのポイントは無くなるが、クレジットカードのポイントはもらえる!
- これからは「ポータルサイトの使いやすさ」「最強のカード決済」「返礼品の実質還元率」の3つの神器で考えるのが新常識。
- 高還元率のお肉やお米で家計を助けつつ、残りで好きな贅沢品を選ぶのが賢い戦略。
- 自分に合ったタイプ別の攻略法を見つけることが、満足度を高めるカギ。
ポイント付与の禁止は、一見すると大きな”改悪”に見えるかもしれません。しかし、これは私たち利用者が、ポイントという目先の数字に惑わされず、「本当に価値のある返礼品は何か?」「自分にとって使いやすいサービスは何か?」を真剣に考える、素晴らしい機会だと僕は思っています。
ルール変更は少し複雑に感じるかもしれませんが、基本さえ押さえれば大丈夫です。
この記事が、あなたの家族にとって最高のふるさと納税計画を立てる助けになれば、僕も嬉しいです!
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