「2歳の子どもを大きなテーマパークに連れて行くのって、まだ少し早いかな…?」
小さなお子さんを持つパパママなら、一度はこう考えたことがあるのではないでしょうか。長い待ち時間や、たくさんの刺激でお子さんが疲れ果てて、せっかくの旅行がぐずぐずで終わってしまったら…と考えると、計画にも慎重になりますよね。私も同じことで悩んでいました。
でも、もしそのテーマパークが「2歳児こそが主役になれる場所」だとしたら?
この記事では、実際に娘と体験した知見を基に、親子史上最高のデビュー旅行を実現するための究極のやることリストを解説します!
この記事を読めば、漠然とした不安が「早く行きたい!」というワクワクに変わるはずです。
「まだ早い」は卒業!レゴランドが2歳児の楽園である理由
多くの方が抱く「2歳にはまだ早いかも」という不安。実は、僕も最初はそう思っていました。でも、レゴランド・ジャパンは、絶叫マシンがメインの他のパークとは根本的に設計思想が違うんです。
このパークは、「2歳から12歳の子どもと、その家族」が最高の時間を過ごすことを第一に考えて作られています。つまり、幼児向けエリアは「おまけ」ではなく、パークの「中心」なんです。大人の楽しみに子どもが付き合うのではなく、子どもが心の底から主役になれる世界。それがレゴランドの正体です。
【身長90cm未満でも余裕】2歳児が主役になれるアトラクション完全ガイド
レゴランド攻略でよく聞く「90cmの壁」という言葉。確かに身長が90cmを超えると乗れるものは増えますが、それは決して必須条件ではありません!
我が家の娘もまだ90cmに届きませんが、調べてみたら、なんと付き添いありで楽しめるアトラクションや施設が34個もあるんです。これ、1日じゃ到底遊びきれない数ですよね。
ここでは、2歳の娘が実際に体験して「これは!」と思った、本当に夢中になれるアトラクションだけを厳選してご紹介します。
抱っこのままでもOK!親子で一緒に体験するアトラクション
まずは、パパママの膝の上や隣で、安心して一緒に楽しめるアトラクションです。親子の絆が深まりますよ。
- サブマリン・アドベンチャー
これは絶対に体験すべきです!レゴの潜水艦に乗って、本物の魚やサメがいる海底を探検するアトラクション。身長制限なしで、抱っこのまま乗れます。窓の外を泳ぐ魚たちに、娘が「あ!おさかな!」と釘付けになっている姿には本当に感動しました。乗車時間が約5分と、子どもの集中力が続くのにピッタリなのも嬉しいポイントです。 - オブザベーション・タワー
パークのシンボルとも言える展望タワー。ゆっくり回転しながら上っていくので、パーク全体を見渡せます。これはアトラクションとしてだけでなく、「戦略的な休憩場所」としても最高なんです。歩き疲れた足を休めながら、「次あそこ行ってみようか?」なんて話す時間は、最高のクールダウンになります。 - レゴ・ファクトリー・ツアー
屋内で天候を気にせず楽しめる、知的なアトラクション。プラスチックの粒がどんどんレゴブロックになっていく様子は、大人も見ていて面白いです。最後に、できたての限定ブロックがお土産にもらえるのも、特別感があって嬉しいサプライズでした。
ひとりで座れたら挑戦!小さな冒険家向けライド
「自分でやりたい!」という気持ちが芽生えてきたお子さんには、こんなライドがおすすめです。
- デュプロ・エクスプレス
デュプロブロックでできた動物たちの世界を走る、とっても可愛い汽車です。これ、なんとコースを2周してくれるんです!「もう一回乗りたい!」と言う子どもの気持ちを分かってくれている設計に、思わず「やるな!」と唸ってしまいました。 - ブリック・パーティ
いわゆるメリーゴーランドですが、馬の代わりにデュプロのキリンやバイクに乗れます。キラキラした雰囲気が好きな娘のお気に入りでした。 - ロストキングダム・アドベンチャー
トロッコに乗って遺跡を探検する、屋内型のシューティングアトラクション。2歳だと銃を撃つのは難しいですが、少し暗い場所を探検するワクワク感だけで十分楽しめます。パパママが的を撃つのを応援するのも、一体感があって良いですよ。 - コースト・ガード・エイチキュー
親子でボートを操縦できるアトラクション。娘にハンドルを握らせてあげたら、自分が船長になった気分で大はしゃぎ!万が一進めなくなっても、すぐにスタッフさんが助けに来てくれるので安心です。 - シティ・エアポート
身長80cm以上で乗れる、低年齢の子にとって唯一の飛行機アトラクション。ゆっくり旋回するので、初めての浮遊体験にぴったりです。
観る・感じる・楽しむ!ショーとシネマ
乗り物だけでなく、座って楽しめるエンタメも欠かせません。ただし、ひとつだけ注意点が。
レゴニンジャゴー・ライブやパレス・シネマは、迫力があって楽しいのですが、急に暗くなったり大きな音がしたりします。お子さんの性格によってはびっくりしちゃう可能性も。我が家では、すぐに退室できるよう、通路側の席に座るようにしています。こういう小さな配慮が、子連れ旅行では大切ですよね。
乗るだけじゃない!五感を育む「最強の遊び場」活用術
レゴランドの真の価値は、アトラクションだけではありません。2歳児にとって、自由に動き回れるプレイエリアこそが最高の冒険の舞台なんです。
究極の聖域「デュプロ・バレー」を拠点にせよ!
もし2歳児連れ攻略法を一つだけ教えるなら、僕は迷わずこう言います。「デュプロ・バレーを拠点にしろ!」と。
ここはただの遊び場ではなく、子どものコンディションを管理する「聖域」です。
- 全天候型ドームで快適:夏の暑さも急な雨も関係なし。いつでも快適に過ごせます。
- 幼児に完全特化:床は柔らかく、遊具は安全なソフトブロック。安心して解き放てます。
- 水遊びデビューも:夏にはオムツのまま入れる水遊び場「デュプロ・プレイ」も登場。水遊びデビューに最適です!
アトラクションの合間に、意図的にここで休憩を挟む。この「戦略的休息」が、一日のご機嫌を保つ秘訣です。午後のぐずりや癇癪を未然に防げますよ!
【最重要】刺激と休息の黄金バランス。ホテル選びという名の「賢者の選択」
レゴランドでの一日を最高にするには、パークの過ごし方と同じくらい、「どこに泊まるか」が重要です。特に2歳児連れでは、「休息の質」が旅の成否を分けます。
なぜパーク直結ホテルだけが選択肢ではないのか?
もちろん、レゴランド・ジャパン・ホテルは魅力的です。一日中レゴの世界に浸れるなんて、子どもが喜ばないわけがありません。僕も最初は、ここ一択だと考えていました。
しかし、ここで「2歳児の脳の疲れ」という視点を持ってみてください。一日中、強い刺激を受け続けた脳を、夜もレゴの世界で興奮させ続けると、「遊び」と「休み」の切り替えがうまくいかず、深い眠りを妨げてしまう可能性があるんです。
そこで僕が提案したいのが、あえてパークから物理的に離れたホテルに泊まるという戦略。パークでの刺激的な一日に「終止符」を打ち、静かな環境で心と体をしっかり休ませる。これこそが、翌日も笑顔で過ごすための積極的なウェルネス戦略なんです。
提案① 究極の利便性「名古屋マリオットアソシアホテル」
この戦略を最高レベルで実現するのが、名古屋マリオットアソシアホテルです。実際に泊まってみて、その価値を確信しました。
- ストレスゼロの立地:JR名古屋駅の真上にあり、レゴランドへ直通するあおなみ線の乗り場まで直結。重い荷物やベビーカーを押して乗り換える、という子連れ旅行最大のストレスが完全に消滅します。これは本当に革命的でした!
- 天空の聖域という価値:客室はすべて20階以上。地上の喧騒から完全に隔離された静かな空間で、パークでの興奮をリセットできます。窓から見える夜景は、最高のクールダウンになります。
- 安心のサービス:ベビーベッドやベッドガードの無料貸し出しはもちろん、ルームサービスで離乳食の温めをお願いできるなど、ファミリーへの配慮が行き届いています。
提案② 都市も満喫「コートヤード・バイ・マリオット名古屋」
もう一つの選択肢が、コートヤード・バイ・マリオット名古屋。こちらは、名古屋の街も楽しみたい家族におすすめです。
2022年開業の新しいホテルで、コネクティングルームがあるのが大きな魅力。子どもが寝た後に、夫婦でゆっくり話す時間も確保できます。
ただし、レゴランドへは地下鉄で名古屋駅まで出て、あおなみ線に乗り換える必要があります。この一手間と、名古屋の街を散策する楽しみを天秤にかけて選ぶのが良いでしょう。
【実践編】攻略パパ流!2歳児と巡る究極の2泊3日モデルプラン
最後に、僕が実際に体験した「名古屋マリオットアソシアホテル」を拠点にした、最強のモデルプランをご紹介します!
◆1日目:到着と準備
- 午後:名古屋駅到着後、ほぼ外に出ずにホテルへチェックイン。このシームレスな移動が旅の最高のスタートを切らせてくれます。
- 夕方:ホテル直結のJRセントラルタワーズやタカシマヤで夕食。翌日のためにレゴランドの公式アプリをダウンロードして作戦会議。
◆2日目:レゴランド・アドベンチャー
- 午前9:30:ホテルをゆっくり出発し、あおなみ線でパークへ。
- 午前10:00:開園と同時に、一番人気のサブマリン・アドベンチャーへ直行!
- 午前11:00:デュプロ・エクスプレスなど、穏やかなライドを楽しむ。
- 12:30~14:00【最重要】:デュプロ・バレーで昼食&戦略的休息。ここでしっかりクールダウンさせます。
究極の選択肢は「ホテル帰還」です。思い切ってパークを出て、ホテルのベッドで質の高いお昼寝をさせる。これで午後のコンディションが劇的に変わります! - 午後:パークに戻り、ミニランドを散策するなど、ペースを落として楽しむ。
- 16:30【鉄則】:「疲れ果てる前」に戦略的撤退!楽しかった記憶のままパークを後にします。
- 夕方以降:ホテルの部屋でリラックス。パークの興奮を完全にリセットし、早めに就寝。
◆3日目:ゆとりの出発
- 前日にしっかり休んだおかげで、親子ともにご機嫌な朝。時間に追われることなく、駅ビルでお土産を見たりして、優雅に帰路につきます。
まとめ:最高のレゴランドデビューは「準備」で決まる!
最後に、2歳児とのレゴランド旅行を成功させるためのポイントをまとめます。
- 「2歳には早い」は誤解!レゴランドは幼児こそが主役になれる場所。
- 身長90cm未満でも楽しめるアトラクションは多数!特に「サブマリン・アドベンチャー」は必見。
- 「デュプロ・バレー」は聖域!戦略的休息の拠点としてフル活用しよう。
- ホテル選びが超重要!パークの刺激とホテルの休息でメリハリをつけるのが成功の鍵。
- 疲れ果てる前に帰る!「楽しかったね」で一日を締めくくる勇気を持とう。
緻密なリサーチと戦略があれば、2歳児とのテーマパーク旅行は、大変な思い出ではなく、最高の成功体験になります。
この記事が、あなたの家族にとって忘れられない、素晴らしい旅行の助けになれば、攻略パパとしてこれほど嬉しいことはありません。
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